
初任給は給料満額でもらえると思っていましたが、基本給22万円で手取り約18万円でした。これはどういうことでしょうか?
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対策と回答
初任給が基本給よりも少ないのは、いくつかの理由が考えられます。まず、日本の給与体系では、基本給に加えて、残業代や各種手当(住宅手当、通勤手当、家族手当など)が含まれることが一般的です。初任給の段階では、これらの手当がまだ適用されていない場合があります。また、社会保険料(健康保険、厚生年金保険、雇用保険)や所得税などの控除があるため、手取り額は基本給よりも少なくなります。具体的には、健康保険と厚生年金保険の保険料は約15%、雇用保険は約0.3%、所得税は所得に応じて変動しますが、初任給の場合、概ね5%程度が控除されることが多いです。これらの控除を考慮すると、基本給22万円の場合、手取りが約18万円になることは十分にあり得ます。また、初任給の計算には、入社月の日数や勤務日数も影響する場合があります。例えば、月中に入社した場合、その月の給与は日割り計算されることがあります。これらの要素を総合的に考慮すると、初任給が基本給よりも少なくなることが理解できるでしょう。
