29歳の私立高校の正規教員で、基本給が26万円、教職調整手当が1万円で、残業を含まない正規勤務時間での時給が1600円程度です。これは学生時代の家庭教師や深夜バイトの時給よりも安く、ボーナスがあるとはいえ、我慢するしかないのでしょうか。また、実際は月100時間近い残業をしており、実際の労働時間で考えると時給は最低賃金を大きく下回ります。仕事は好きですが、時給が安くて困っています。
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対策と回答
私立高校の正規教員としての給与についてお悩みのようですね。まず、教員の給与体系は公務員と比較されることが多いですが、私立学校の場合、学校法人の経営状況や地域の経済状況によっても大きく変わります。あなたの場合、基本給26万円に教職調整手当1万円を加えた27万円が月収となり、正規勤務時間での時給が1600円ということですが、これは確かに学生時代のバイトよりも低いと感じるかもしれません。
しかし、教員の仕事は単に授業をするだけでなく、生徒指導や学校行事の準備など、多岐にわたる業務があります。また、ボーナスや退職金、年金制度なども考慮する必要があります。これらの福利厚生は、一時的な時給だけでは測れない価値があります。
一方で、月100時間近い残業をしているということは、法定労働時間を大きく超えており、これに対する残業代が十分に支払われていない可能性があります。労働基準法に基づく残業代の計算方法を確認し、学校に対して残業代の支払いを求めることも一つの選択肢です。
また、給与の見直しや昇給の可能性について、学校の人事部や組合に相談することも有効です。教員としてのキャリアプランを立てる上で、現在の給与が適正かどうかを判断するための情報収集も重要です。
最後に、仕事への満足度は給与だけでは測れません。教育という社会的使命感や生徒との関わり、自己成長の機会なども大きな魅力です。これらの要素も含めて、今後のキャリアを考えることが大切です。
よくある質問
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