高校生がバイトで最低賃金が上がったのに時給が変わらないのはなぜですか?
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対策と回答
日本の労働基準法により、最低賃金はすべての労働者に適用されます。高校生であっても例外ではありません。2021年10月から、すべての都道府県で最低賃金が引き上げられました。あなたの場合、10月以降も以前の最低賃金のままであることは、法的に問題があります。
まず、給料明細が提供されないことは、労働基準法第24条に違反しています。この条項では、賃金の全額を直接労働者に支払うこと、および賃金の計算方法と支払い方法を明確に示す義務が雇用者に課せられています。
次に、最低賃金の引き上げに関しては、雇用者がこれを適切に反映させないことは、労働基準法第15条に違反します。この条項では、労働条件を明示する義務があり、最低賃金の変更もこれに含まれます。
このような状況では、まずは雇用者に直接問い合わせることが第一歩です。それでも解決しない場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の遵守を確保するための政府機関であり、労働者の権利を保護するための助言や指導を行います。
また、高校生であることが理由で賃金が引き上げられないということはありません。労働基準法は年齢に関係なく、すべての労働者を保護するものです。
この経験を通じて、自身の労働条件や権利について理解を深めることが重要です。今後の労働生活において、自身の権利をしっかりと守ることができるようになるでしょう。
よくある質問
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