
103万の壁について質問です。2024年は1-3月までパートで働き30万ほど稼ぎました。6-9月までフルタイムで働き、1-3月働いたパートと合わせて97万ほど稼ぎました。①今短期で働こうか迷っているのですが、100万超えると住民税、103万超えると所得税が発生するので働かないほうがいいでしょうか?②103万の壁とは総支給額をあわせた金額でよいでしょうか?③パートの交通費が給料明細ですと(非課税)と書いてあるのですが、源泉の支払金額に交通費が含まれているのですが、交通費も含まれての103万以内なのでしょうか?
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対策と回答
103万の壁は、所得税法上の配偶者控除の適用要件として知られています。具体的には、配偶者の合計所得金額が38万円(給与収入の場合は103万円)以下であれば、納税者は配偶者控除を受けることができます。①100万円を超えると住民税が発生し、103万円を超えると所得税が発生します。しかし、これはあくまでも税金が発生するポイントであり、働かないほうがいいというわけではありません。働くことで得られる収入と税金の負担を比較して、どちらが得かを判断する必要があります。②103万の壁は総支給額を基準とします。つまり、基本給に加えて残業手当や通勤手当なども含めた金額で判断します。③交通費は非課税所得として扱われるため、103万の壁を計算する際には含めません。したがって、源泉徴収票に交通費が含まれていても、その金額は103万円の計算から除外されます。税金の仕組みは複雑ですが、これらの基本的なルールを理解することで、自分の収入と税金の関係をより良く把握することができます。
