政治家が時給○○○○円に上げると言っていますが、月給で働いている社員の基本給にも影響はありますか？自分の手取りを時給計算し、最低賃金以下なら上がる計算になりますか？

最低賃金の引き上げは、時給で働くパートタイマーやアルバイトだけでなく、月給で働く社員にも影響を与える可能性があります。具体的には、企業は最低賃金を遵守するために、月給制の社員の基本給を引き上げることが求められる場合があります。これは、社員の時給換算が最低賃金を下回る場合に特に顕著です。

例えば、ある社員の月給が20万円で、月に160時間働いているとします。この場合、時給換算は1,250円となります。もし最低賃金が1,500円に引き上げられた場合、この社員の時給換算は最低賃金を下回るため、企業はその社員の月給を最低24万円（1,500円×160時間）に引き上げる必要があります。

しかし、全ての月給制社員の給与が自動的に引き上げられるわけではありません。企業は個々の社員の労働時間や職務内容、業績などを考慮して、給与の調整を行います。また、最低賃金の引き上げが全ての社員の給与に直接影響するわけではないため、自分の手取りが最低賃金以下になるかどうかを判断するには、具体的な労働条件や給与体系を確認する必要があります。

結論として、最低賃金の引き上げは月給制社員の給与にも影響を与える可能性がありますが、その影響の度合いは個々の状況により異なります。自分の手取りが最低賃金以下になるかどうかを確認するためには、現在の給与と労働時間を時給換算し、最低賃金と比較することが必要です。