県の最低賃金が1078円です。今月の給料が、額面18万円、実働7時間45分、出勤日数22日です。この給与は最低賃金を満たしているのでしょうか。また、他に残業代と皆勤手当がつきますが、これらは最低賃金に含まれませんよね？

最低賃金法に基づき、給与が最低賃金を満たしているかどうかを確認するためには、まず1時間あたりの賃金を計算する必要があります。あなたの場合、額面給与が18万円、実働時間が7時間45分（7.75時間）、出勤日数が22日です。

まず、1日あたりの賃金を計算します。18万円 ÷ 22日 = 約8181.82円/日。次に、1時間あたりの賃金を計算します。8181.82円 ÷ 7.75時間 = 約1055.72円/時間。

県の最低賃金が1078円であるため、1時間あたりの賃金が1055.72円であることから、現在の給与は最低賃金を下回っていることがわかります。

また、残業代や皆勤手当は最低賃金の計算には含まれません。最低賃金は基本的な労働時間に対する賃金を基準としており、追加の手当や残業代は別途支払われるべきものです。したがって、これらの手当は最低賃金の計算に影響を与えません。

最低賃金を満たしていない場合、労働基準監督署に相談することができます。また、雇用主との交渉も有効な手段です。労働者の権利を守るために、適切な措置を講じることが重要です。