
今年社員になりました。毎月給料より、健康保険と年金を引かれていたのですが、今回賞与からも引かれていました。通常このように二重に年金と健康保険料を引かれることはあるのでしょうか?また、引かれることがない場合は、どちらに言えば対応してくださいますでしょうか?
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対策と回答
日本の社会保険制度において、健康保険と厚生年金保険の保険料は、通常、毎月の給与と賞与(ボーナス)の両方から徴収されます。これは二重徴収ではなく、正規の手続きです。具体的には、毎月の給与に対しては標準報酬月額に基づいて保険料が計算され、賞与に対しては標準賞与額に基づいて計算されます。
賞与からの保険料徴収は、賞与の支給月に行われます。例えば、夏と冬の賞与がある場合、それぞれの支給月に保険料が徴収されます。このため、毎月の給与と賞与の両方から保険料が引かれることは通常のことであり、二重徴収とは見なされません。
もし、賞与から保険料が引かれることに疑問がある場合や、徴収額に誤りがあると思われる場合は、勤務先の総務や人事部門に相談することをお勧めします。また、社会保険事務所に直接問い合わせることも可能です。社会保険事務所は、各都道府県に設置されており、保険料の計算方法や徴収手続きについて詳しく説明してくれます。
社会人になりたてで不安があるかと思いますが、社会保険制度は複雑であるため、疑問点があれば積極的に質問することが大切です。勤務先や社会保険事務所は、正確な情報を提供し、適切な対応を行ってくれるはずです。
