基本給23万円、住宅手当なしで東京一人暮らしはキツイですか？賞与は年2回、計5か月分みたいです。

東京で一人暮らしをする場合、基本給23万円で住宅手当がないという条件は、一般的にはかなり厳しいと言えます。東京の生活費は日本で最も高く、特に家賃が大きな負担となります。平均的な家賃は8万円から12万円程度で、これに光熱費、食費、交通費、通信費などが加わります。したがって、基本給23万円から家賃を支払うと、残りの生活費はかなり限られてきます。

ただし、賞与が年2回、計5か月分という点では、これが生活費の補填となる可能性があります。賞与は通常、夏と冬に支給され、それぞれ2.5か月分となります。これを考慮すると、年間の総収入は23万円×17か月=391万円となり、月平均では約32.5万円となります。これにより、生活費の負担は多少軽減される可能性があります。

しかし、これはあくまでも平均的な生活費を基にした計算であり、個々の生活スタイルや支出によって大きく異なります。例えば、外食が多かったり、趣味や娯楽に多くの費用をかける場合、生活費はさらに増加します。逆に、節約に努めることで、生活費を抑えることも可能です。

また、賞与が確実に支給されるかどうかも重要な要素です。企業の業績や経済状況によっては、賞与が減額されたり、支給されない場合もあります。この点も考慮に入れる必要があります。

結論として、基本給23万円で住宅手当がない場合、東京での一人暮らしはかなり厳しいと言えますが、賞与を含めた年間の総収入を考慮すると、ある程度の生活は可能です。ただし、個々の生活スタイルや支出、そして賞与の支給状況によって、生活の難易度は大きく変わります。