9月末で会社を退職し、退職手続きの「被保険者資格喪失」手続きにおいて、算定基礎届が提出されていないため申請が戻ってきました。年金と健康保険の切替ができない状況です。どうすればよいでしょうか?
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対策と回答
退職後の年金と健康保険の切替において、算定基礎届が提出されていないことが問題となっている状況です。まず、算定基礎届とは、厚生年金保険や健康保険の保険料を計算するための基礎となる賃金を報告するもので、毎年6月に提出する必要があります。これが提出されていないと、正確な保険料の計算ができず、被保険者資格喪失の手続きも進められません。
この状況では、まず会社に連絡し、算定基礎届の提出を促すことが必要です。会社が提出しない場合、あなた自身が年金事務所や健康保険組合に相談し、状況を説明することが考えられます。場合によっては、会社に代わって手続きを行うことも可能ですが、これには会社の同意が必要です。
また、退職後の年金と健康保険の切替については、退職日から14日以内に手続きを行う必要があります。この期限を過ぎてしまうと、一時的に保険が切れる期間が生じる可能性がありますので、迅速な対応が求められます。
最後に、このような問題が発生した場合、労働基準監督署や弁護士に相談することも一つの手段です。特に、会社が法的な手続きを怠っている場合、法的な措置を取ることも考えられます。
以上の手順を踏むことで、年金と健康保険の切替手続きを円滑に進めることができるでしょう。
よくある質問
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