5月に会社の身勝手な都合で自宅待機をさせられ、弁護士に依頼して交渉を続けてきましたが、無視をされ続けました。その間の給与も未払いです。最近、労働基準監督署に証拠を一式持ち込んで給与未払い申請したら、会社に立ち入り調査が入ることが決まりました。会社は労働基準監督署の監督官が電話で連絡しても「今月中は調査は受けられない」と言い訳のような事を言っているそうです。これで弁護士と労働基準監督署で挟み撃ちにできるでしょうか？

あなたの状況は、労働法に基づいた権利を侵害されている可能性が高いと考えられます。まず、弁護士と労働基準監督署の双方が関与していることは、あなたの権利を守るための強力なアプローチです。弁護士は法的な観点から問題を解決する専門家であり、労働基準監督署は労働法の執行機関であり、未払い給与や不当な雇用行為などの問題に対処する権限を持っています。

会社が労働基準監督署の調査を拒否していることは、法的に許されていません。労働基準監督署は、労働者の権利を守るために、必要な場合には強制的な調査を行う権限を持っています。そのため、会社の言い訳は法的な効力を持たず、労働基準監督署は調査を続行することができます。

弁護士と労働基準監督署の双方が関与することで、会社に対して法的な圧力と行政的な圧力の両方をかけることができます。これにより、会社は法的にも行政的にも責任を取らなければならない状況に追い込まれる可能性が高いです。

しかし、このプロセスは時間がかかることがあります。弁護士と労働基準監督署がそれぞれの役割を果たし、会社が法的にも行政的にも責任を取るまでには、しばしば数週間から数ヶ月かかることがあります。その間、あなたは継続的に弁護士と労働基準監督署に連絡を取り、状況の進展を確認することが重要です。

また、このような状況では、精神的な負担も大きいかもしれません。そのため、カウンセリングやサポートグループを利用することも検討する価値があります。これらのリソースは、あなたがこの困難な時期を乗り越えるのを助けてくれるでしょう。

最後に、このような状況では、あなたの権利を最大限に守るために、弁護士と労働基準監督署の両方の力を借りることが最善の策です。彼らの専門知識と権限を利用して、会社に対して法的および行政的な圧力をかけ、あなたの権利を回復するために最善を尽くしてください。