イオンで働いているのですが、出勤や退勤をカードキーを使用して管理しているみたいなのですが、出勤時間や退勤時間を改ざんされて5分や10分など早く出勤したり遅く退勤しても無かったことにされています。これは違法なのでしょうか?
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対策と回答
出勤時間や退勤時間の改ざんは、日本の労働基準法に違反する可能性があります。労働基準法は、労働者の権利を保護し、公正な労働条件を確保するために定められています。具体的には、労働基準法第24条は賃金の全額払いの原則を定めており、労働者が実際に働いた時間に対して賃金が支払われるべきです。また、労働基準法第37条は時間外労働、休日労働及び深夜労働に対する割増賃金の支払いを義務付けています。
出勤時間や退勤時間の改ざんは、労働者が実際に働いた時間を正確に記録することを妨げるため、賃金の全額払いの原則に違反する可能性があります。さらに、時間外労働や深夜労働の割増賃金が正しく支払われない場合、これも労働基準法に違反することになります。
もし、出勤時間や退勤時間が改ざんされていることを知っている場合、まずは直属の上司や人事部門に相談することが考えられます。問題が解決しない場合、労働基準監督署に相談することも可能です。労働基準監督署は、労働基準法の違反に対して調査を行い、必要に応じて是正勧告を行う権限を持っています。
また、労働者は労働組合に加入することで、集団交渉や労働条件の改善を図ることができます。労働組合は、労働者の権利を擁護し、公正な労働条件を確保するために活動しています。
出勤時間や退勤時間の改ざんは、労働者の権利を侵害する行為であり、違法である可能性が高いです。労働者は自身の権利をしっかりと守り、適切な手段で問題解決を図ることが重要です。
よくある質問
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