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係長として働いている主人が、社長から「課長のような扱いで残業代を固定給にして、ボーナスをアップさせ、年収は今より多くなる感じにしてもらいたい」という打診を受けました。現在は月60時間程度残業しており、週一回はサービス残業をしています。課長になるわけではなく、残業代が減り、残業時間が増えることが予想されます。ボーナスは経営状況によって変動するため、必ずしも確実な収入源とは言えません。社長は「会社側からの立場になって働いてほしい」と言いましたが、この提案を受け入れるべきか、断るべきか、夫婦の間で意見が分かれています。どうぞご指導お願いします。

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対策と回答

2024年12月3日

この提案に対する判断は、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。まず、残業代が固定給に変更されることで、実際の労働時間が増加する可能性が高いことを認識することが重要です。現在の月60時間の残業に加えて、さらに残業時間が増えると、労働者の健康と家庭生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

次に、ボーナスの増加についてですが、ボーナスは企業の業績に大きく左右されるため、必ずしも確実な収入源とは言えません。経営状況が悪化した場合、ボーナスが減額されるか、支給されない可能性もあります。そのため、年収が増加するという保証はありません。

さらに、社長の「会社側からの立場になって働いてほしい」という発言は、労働者が会社の利益を優先することを求めている可能性があります。これは、個人の生活と健康を犠牲にすることを意味するかもしれません。

法的な観点からも、サービス残業は違法であり、未払いの残業代は法的に請求することができます。固定給に変更されることで、残業代の未払いが発生するリスクが減少するかもしれませんが、それでも残業時間が増加することによる過労のリスクは依然として存在します。

結論として、この提案を受け入れるかどうかは、個人の価値観、健康状態、家庭環境、そして将来の収入の安定性を慎重に検討する必要があります。労働条件の改善や年収の増加を期待する一方で、過労や家庭生活の質の低下を引き起こすリスクを十分に理解し、それに見合う価値があるかどうかを判断することが重要です。また、労働基準監督署などの専門機関に相談することも一つの選択肢です。

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