有給を取る際に上司に理由を聞かれ、周りの人との差別を理由に却下されることは普通ですか？また、休みの理由を深く聞くことはパワハラにあたりますか？

日本の労働基準法により、従業員は有給休暇を取得する権利があります。ただし、実際の職場環境においては、上司の裁量や会社の方針により、有給休暇の取得に制約がある場合があります。あなたのケースでは、上司が有給休暇の取得を周りの人との比較や差別の懸念から制限しているようですが、これは法的には問題があります。労働基準法では、有給休暇の取得を従業員の権利として保障しており、会社は合理的な理由なくこれを拒否することはできません。

また、休みの理由を深く聞くことがパワハラにあたるかどうかは、状況によります。単に休みたい理由を聞くだけであれば、通常の職場のコミュニケーションとして問題ありません。しかし、その理由に対して過度に詳細を求めたり、個人的なプライバシーにまで踏み込むような質問をする場合は、パワハラの可能性があります。特に、その質問が従業員の心理的な圧力を与えるようなものであれば、パワハラとして認識される可能性が高くなります。

あなたの状況では、まだ社会人2年目ということで、職場のルールや上司との関係性について不安を感じているかもしれません。しかし、あなたの権利としての有給休暇を尊重されるべきであり、不適切な対応を受けていると感じる場合は、労働基準監督署や労働組合に相談することを検討してください。彼らはあなたの権利を守るための助言や支援を提供してくれます。