
育児休業等終了時報酬月額変更届と養育期間標準報酬月額特例申出書について教えてください。私は男性で、育休を1年取り、会社から上記書類の案内がありました。現在は健康保険24等級、厚年保険21等級ですが、今回適用した場合は健康保険25等級、厚年保険22等級に上がるようです。標準報酬月額が2万円程上がった結果だと思います。育休月変を適用することで従前等級よりも上がるそうです。制度の概要を見ましたが時短勤務者の方は優遇されるみたいですが、フルタイムで働く私にとってはメリットのあることなのでしょうか?
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対策と回答
育児休業等終了時報酬月額変更届と養育期間標準報酬月額特例申出書について、男性の育休取得者の立場から詳しく説明します。
まず、これらの書類は、育児休業を終了し、職場復帰する際に、その後の社会保険料の計算基準となる標準報酬月額を見直すためのものです。具体的には、育児休業中の収入が減少したことを考慮し、休業前と復帰後の収入を比較して、標準報酬月額を適切に設定し直すことが目的です。
あなたの場合、現在は健康保険24等級、厚年保険21等級ですが、育休月変を適用すると、健康保険25等級、厚年保険22等級に上がるとのことです。これは、育児休業後の収入が増加したことを反映しています。標準報酬月額が2万円上がった結果、等級が上がったということです。
制度の概要を見ると、時短勤務者に対する優遇措置があるようですが、フルタイムで働くあなたにとっても、この変更はメリットがあります。具体的には、標準報酬月額が上がることで、将来受け取る年金額が増加する可能性があります。また、健康保険の給付金額も増えるため、医療費の自己負担額が減ることが期待できます。
ただし、標準報酬月額が上がると、その分社会保険料も増加します。したがって、手取り収入が減る可能性もあります。この点については、会社の人事部門や社会保険労務士に相談し、具体的な影響を確認することをお勧めします。
まとめると、育児休業等終了時報酬月額変更届と養育期間標準報酬月額特例申出書の適用は、フルタイムで働くあなたにとってもメリットがありますが、社会保険料の増加にも注意が必要です。具体的な影響については、専門家に相談することをお勧めします。
