
夫の転勤について、ずっと悩んでいます。ご意見を伺いたいです。 関西地方に夫(30代前半)、私(30代前半)、子供二人(この春から小1と幼稚園年少)の四人で暮らしています。夫は全国転勤のある仕事で、会社の中枢は関東にあります。私達も5年程前までは関東に賃貸で暮らしていました。 しかし、私が数年前に育児から来るストレスで体を壊してしまったため、会社に私の両親の住んでいる関西に家族で異動させてもらうようお願いを出し、子供が大きくなるまではそこでとどまらせて貰うよう配慮していただきました。大変理解のある会社で、その点についてはとても感謝をしております。 しかし、この度、夫が「今のタイミングでしか出来ない仕事があり、どうしてもそれに挑戦したい」と申し出て来ました。それは東京でしか出来ない仕事であるようで、さらに夫の希望に沿うと定年まで東京にとどまらないといけないようです。 私の体調が悪い時、夫にとっては縁もゆかりもない関西に来てもらった手前(夫は関東でも関西でもない地方の出身です)、次は私が東京についていって支える番だと思ってはいます。しかし、帯同するのが難しい理由が三つあります。 ①3年前に持ち家を購入しており、ローンがまだまだ残っています。購入する際、「異動になったら単身赴任か売るかすればいいよね」と購入しました。今思うと本当に軽率だったと反省しています。まさか転勤の機会がこんなに早く来るとは思っていませんでした。 ②関西にいる両親を残していくのが気がかりです。二人ともまだまだ元気ではありますが、特に母の縛りが強く、「こんなにあなたたちを助けてきたのに、遠くに行ってしまうのか。私はあなたたちの人生に口を出す権利はないから自分達で決めればいい。ただ、家を建てた時点でずっとここにいてくれると思っていたのに、さみしい。」というようなことを言われています。 ③子供たちの環境を変えるのが心配です。まだ小さく順応性が高いとはいえ、大きく環境が変わるのは事実です。特に長男は小学校のお友達と離れたくない。と言っています。 以上を踏まえて、単身赴任か帯同か、本当に迷っています。 定年までまだ小さい子供と夫を引き離すのは正直どうかと思いますが、親のことも気になります(要介護などではありませんが、母の依存は強いと思います)。 また、お門違いかもしれませんが、わざわざやりたい仕事に手をあげにいった夫にも心がざわつきます… 全国転勤のある会社なのに、家を建てたり地元に異動させてくれといったり、私達の認識もとても甘かったことについては私も夫も反省しているので、その点についての批判はご容赦いただきたいです。 読みづらい文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
対策と回答
夫の転勤についてのご相談、お悩みをお聞かせいただきありがとうございます。このような状況は、家族の未来と幸福を考える上で非常に難しい決断を迫られることがあります。以下に、あなたのお悩みに対するいくつかの視点とアドバイスを提供させていただきます。
1. 持ち家のローンと資産価値
持ち家のローンがまだ残っているということは、家を売却するか賃貸に出すかの選択があります。売却する場合、現在の不動産市場の状況を調査し、可能ならば不動産会社に査定を依頼することをお勧めします。賃貸に出す場合、家賃収入がローンの支払いをカバーできるかどうかを確認する必要があります。また、賃貸管理の負担も考慮に入れるべきです。
2. 両親との距離
両親との距離は、特に高齢になるにつれて重要な問題となります。定期的な訪問やサポートが難しくなる可能性があります。この点については、両親との話し合いが必要です。彼らの健康状態や生活環境を考慮し、近隣に頼れる親戚や友人がいるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
3. 子供たちの教育環境
子供たちの教育環境は、特に小学校に通う長男にとって大きな変化となります。新しい学校での適応や友人関係の構築には時間がかかることが予想されます。これについては、転校前に新しい学校の環境を訪問し、子供たちが安心感を持てるような準備をすることが重要です。また、転校後のサポート体制も考えておくと良いでしょう。
4. 夫のキャリアと家族の幸福
夫のキャリアは家族の経済的安定に直結しますが、それだけでなく、夫自身の満足感や自己実現にも影響を与えます。夫が今の仕事に大きな意義を感じているのであれば、それを尊重することも重要です。ただし、それが家族の幸福を犠牲にするものであってはなりません。家族全員で話し合い、どの選択が最もバランスの取れたものかを探ることが大切です。
5. 単身赴任と帯同のメリットとデメリット
単身赴任のメリット
- 家族が現在の環境を維持できる
- 子供たちの教育環境の変化を最小限に抑えられる
- 両親との距離が近いため、サポートが受けやすい
単身赴任のデメリット
- 夫婦間の距離が遠くなり、コミュニケーションが難しくなる
- 夫の生活環境が単身赴任用の賃貸住宅などに制限される
- 週末や休日の家族団欒が難しくなる
帯同のメリット
- 家族全員が一緒になり、コミュニケーションや絆が深まる
- 夫の仕事に対する理解とサポートが得られる
- 新しい環境での新たな挑戦と成長の機会がある
帯同のデメリット
- 持ち家のローンや資産価値の問題
- 両親との距離が遠くなり、サポートが難しくなる
- 子供たちの教育環境の変化に対する適応が必要
結論
どちらの選択も一長一短があり、家族の状況や優先事項によって最適な答えは異なります。家族全員で話し合い、それぞれの希望や懸念を共有し、どの選択が家族全体の幸福に最も寄与するかを慎重に検討することが重要です。また、会社に対しても、家族の状況を説明し、可能な限りの配慮を求めることも一つの方法です。最終的には、あなたとご家族が納得できる決断を下すことが一番大切です。
よくある質問
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