background

連結会計の2年度の開始仕訳について、利益剰余金やのれんの調整は必ず行うべきでしょうか?ネットの模擬試験で開始仕訳を行ったのに、回答では行われていませんでした。

もっと見る
logo

対策と回答

2024年11月14日

連結会計の開始仕訳について、利益剰余金やのれんの調整は必ず行うべきかどうかについては、状況により異なります。一般的に、連結会計の開始仕訳では、親会社が子会社の株式を取得した時点の子会社の純資産と取得価額との差額を調整し、のれんや負ののれんを計上します。また、親会社の持分比率に応じて、子会社の利益剰余金を親会社の利益剰余金に加算することもあります。

しかし、あなたが受けた模擬試験の問題では、「P社の S社に対する持分の変動はない」と記載されています。これは、親会社が子会社の株式を追加で取得したり、売却したりしていないことを意味します。そのため、持分比率が変動していない場合、開始仕訳での利益剰余金の調整やのれんの計上は必要ないと判断されることがあります。

また、連結会計の開始仕訳は、連結初年度に行うものであり、2年度目以降は通常、開始仕訳は行いません。ただし、持分比率の変動があった場合や、子会社の純資産の内訳に変動があった場合など、特殊なケースでは開始仕訳が必要となることもあります。

したがって、あなたの模擬試験の問題で開始仕訳が行われていなかった理由は、持分の変動がなかったため、あるいは2年度目以降であったためと考えられます。簿記2級の試験では、問題文の指示に従って適切に仕訳を行うことが求められますので、問題文の内容をよく読み、状況に応じた適切な仕訳を行うことが重要です。

よくある質問

もっと見る

·

簿記2級の問題で、満期保有目的債権は、前期の期首に額面40000円のc社社債を購入したものであり、満期日までの期間は当期を含めて残り3年である。満期保有目的債権の評価は償却原価法による。この問題でそのまま3で割るのがよくわかりません。前期の期首に取得したものなら満期まで4年ではないですか?

·

簿記2級のネット試験で手動で「,」を入力しても問題ないでしょうか?

·

自動車整備士の実技試験について、受験者ごとに異なる時間が知らされるとのことですが、午後からの受験も可能でしょうか?

·

英検2級の2次試験におけるNo.3の質問内容は何ですか?

·

秘書検定準一級の過去問で、模範解答と異なる回答をした場合、減点対象になるかどうかを知りたいです。具体的には、模範解答「そちらにおかけになってお待ちくださいませんか」に対して、A「そちらにお掛けになってお待ちいただけますか」またはB「そちらにお掛けになってお待ちいただけませんでしょうか」と回答した場合、減点対象でしょうか。また、模範解答「上司はすぐに戻ると言って席を外したこと。」に対して、A「上司は直ぐに戻ると言って席を外した。」と回答した場合、減点対象でしょうか。それとも正解とみなされるのでしょうか。
background

TalenCat CV Maker
1クリックで履歴書を作成