有名企業400社ランキングの信頼性について、特に女子大学や追手門学院大学の学生がそれを信用する理由は何ですか？また、私の大学が有名大学ではないが、このランキングで上位に位置する場合、就職に強いと言えるのでしょうか？

有名企業400社ランキングは、大学通信社が発表するものですが、その信頼性については多くの議論があります。このランキングは、特定の企業が選ばれる際に恣意性があると指摘されており、例えばメーカー企業が多いため、工学部がある大学が有利になる傾向があります。実際、ランキング上位には工業大学が多く見られます。また、総合職と一般職、エリア職などが区別されていないため、一概に信頼することは難しいです。

特に女子大学や追手門学院大学の学生がこのランキングを信用する理由としては、エリア職や大量採用系の企業への就職が多いことが挙げられます。追手門学院大学の場合、学歴不問の有名企業への就職が多く、トランスコスモスや綜合警備保障などの企業が上位にランクしています。しかし、これらの企業は大量採用系が中心であり、総合職採用や難関企業への就職者数は相応に少ないとされています。

あなたの大学が有名大学ではないが、このランキングで上位に位置する場合、就職に強いと言えるかどうかは、大学の特性や専攻によります。工学部や特定の専門分野を持つ大学であれば、その分野の企業への就職が多い可能性があります。しかし、ランキングだけで判断するのではなく、実際の就職先や就職支援の質、学生の就職活動の結果などを総合的に考慮することが重要です。

結論として、有名企業400社ランキングはあくまで一つの指標であり、その信頼性には疑問があります。就職に強いかどうかを判断する際には、ランキング以外の多角的な情報も必要です。