就職氷河期の人は、本当に正社員になれないのですか？その人たちが卒業した当時は就職出来なくて仕方なくアルバイトで食いつないでたとしても、途中で景気が良くなった時期があるのだから、その時いくらでも正社員に転職出来たと思います。なのに、怠け癖がついて正社員になろうとせずにずっと非正規労働者で働いてきて今に至るのだと思いますが、どうですか？

就職氷河期とは、1993年から2005年頃までの期間を指し、この時期に卒業した人々は就職難に直面しました。しかし、その後の景気回復期においても、彼らが正社員に転職できなかった理由は複雑です。まず、就職氷河期にアルバイトやパートタイムで働き続けた人々は、正社員としての経験が不足していることが多く、企業側からの評価が低くなることがあります。また、長期間非正規雇用で働いていると、正社員としての転職に対するハードルが高くなることもあります。さらに、企業側の雇用形態の変化も影響しています。近年、企業は正社員を減らし、非正規雇用を増やす傾向にあり、これにより正社員への転職が難しくなっています。怠け癖がついたという見方は、個々の状況により異なりますが、就職氷河期の人々が正社員になれない理由は、単に怠惰であるというよりも、様々な社会的、経済的、企業的な要因が絡み合っていると考えられます。