残業していない月の手取りが20万5千円で、残業代が5千円ほどついた月の給料が20万ぴったりでした。残業しているのに手取りが減るのはどういうことでしょうか?また、残業していない月でも手取りが1000〜3000円少ない時があります。基本給はずっと変わらないです!
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対策と回答
残業代がついた月の手取りが減る現象は、いくつかの要因が考えられます。まず、残業代が支払われると、その金額に対して所得税や住民税が課税されるため、手取り額が減ることがあります。特に、残業代が一定額を超えると、税率が上がる累進課税制度の影響を受ける可能性があります。
次に、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料など)も給与の総額に基づいて計算されるため、残業代が加わることで保険料が増加し、手取り額が減ることがあります。
また、残業していない月でも手取り額が変動する場合、その月の社会保険料や税金の計算方法が影響している可能性があります。例えば、社会保険料は標準報酬月額に基づいて決定されますが、この標準報酬月額は毎年4月、5月、6月の給与の平均額に基づいて設定され、その年の9月から翌年8月まで適用されます。そのため、この期間中に給与額が変動すると、社会保険料も変動することがあります。
さらに、住民税は前年の所得に基づいて計算され、毎月の給与から天引きされます。そのため、前年の所得が高い場合、住民税の額が高くなり、手取り額が減ることがあります。
これらの要因により、残業代がついた月や残業していない月でも、手取り額が減ることがあります。具体的な原因を特定するためには、給与明細を詳細に確認し、各項目の内訳を理解することが重要です。また、会社の人事部門に問い合わせることも有効です。
よくある質問
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