
運送業で月に残業60時間ほどして総支給20万は安いですか?
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対策と回答
運送業で月に残業60時間を超えるということは、その労働時間は法定労働時間を大幅に超えています。日本の労働基準法では、1日8時間、週40時間を超える労働に対しては、通常の賃金の25%以上の割増賃金が支払われることが義務付けられています。したがって、残業60時間に対する賃金が適切に支払われているかを確認することが重要です。
総支給額が20万円ということは、基本給と残業代、その他の手当を含めた金額です。この金額が安いかどうかを判断するためには、まず基本給がいくらなのかを知る必要があります。基本給が低く、残業代に頼って総支給額を引き上げている場合、労働条件としては厳しいと言えます。
また、運送業の場合、業界平均の賃金水準も参考になります。業界平均よりも大幅に低い場合、賃金が安いと判断することができます。さらに、労働時間と賃金のバランスを考えると、長時間労働に対する補償が十分でない場合、賃金が安いと感じることもあります。
賃金が安いと感じる場合、まずは就業規則や労働契約を確認し、残業代が正しく計算されているかを確認することが重要です。また、同業他社の賃金水準を調査し、自分の賃金が適正かどうかを判断することも有効です。賃金に不満がある場合、労働基準監督署に相談することも一つの手段です。
