個人会社で労務担当しています。最近、新たに役職についた2人の月給が40万円で、手当が130万円と異常に高額であることに驚きました。この2人は残業なしで帰宅し、営業や売り上げに直結する業務を行っていません。一方、私は労務や経費管理を行いながら、毎日残業していますが、月給は会社で最も低いです。このような高額な手当を支払っていて大丈夫なのか、不安になります。
もっと見る
対策と回答
あなたの会社で発生している給与と手当の不均衡は、労務管理上の重要な問題です。まず、役職についた2人の高額な手当について、その根拠となる業績評価や役割の重要性が明確にされているか確認することが重要です。もし、その手当が売り上げや特定の業績に直接リンクしていない場合、会社の経営状態に大きな影響を与える可能性があります。
次に、あなた自身の給与と業務量のバランスについても見直す必要があります。労務担当としての業務が過大であり、それが残業の主な原因であるならば、その業務量と給与の見直しが必要です。労働基準法に基づく適切な労働時間管理と、公正な評価制度の導入が求められます。
また、会社全体の給与水準が相場より高い場合、それが持続可能な経営を行う上でのリスクとなり得ます。経営者は、給与政策の見直しを行い、長期的な会社の安定と従業員のモチベーション維持のバランスを考慮する必要があります。
最後に、このような状況が続く場合、労働基準監督署に相談することも一つの選択肢です。彼らは、労働条件の適正化について助言や指導を行ってくれます。あなたの不安を解消し、公正で持続可能な職場環境を築くために、適切な措置を講じることが重要です。