社員の給与計算において、一ヶ月のうち半分出勤している社員が2名います。月給制で、今月の労働時間は165時間、出勤日数は22日です。出勤簿には実労働時間が記載されています。給与計算は出勤日数で行うべきか、それとも実労働時間で行うべきか、どちらが正しいですか?
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対策と回答
給与計算の方法は、基本的には労働契約や就業規則に基づいて行われます。月給制の場合、通常は出勤日数で計算されますが、実労働時間に基づく計算も可能です。ただし、これは事前に労働者と雇用主の間で合意されている必要があります。
出勤日数に基づく計算では、一ヶ月のうち半分出勤している社員の場合、月給を2で割った金額が支給されます。一方、実労働時間に基づく計算では、月給を総労働時間で割った時給を算出し、それに実際の労働時間を掛けて給与を計算します。
この場合、実労働時間が出勤日数に基づく計算よりも高くなる可能性がありますが、これは労働者の労働量に対する正当な報酬といえます。ただし、この方法を採用する場合、労働者の同意が必要であり、就業規則や労働契約にその旨を明記する必要があります。
結論として、どちらの計算方法が正しいかは、労働契約や就業規則に基づいて判断する必要があります。事前に労働者との合意がない場合や規則に明記されていない場合は、出勤日数に基づく計算が一般的です。
よくある質問
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