退職する1ヶ月前に申告が必要とのことで1ヶ月後退職したい旨お話したら退職日までに有給は全部消化できないと言われました。有給は12日、公休は10日あります。退職日までほぼ出勤しなくなってしまうのですが、退職に有給全部消化できないこれって普通ですか?

退職時の有給休暇の扱いは、会社の就業規則や労働基準法に基づいて決定されます。労働基準法第20条によると、労働者が退職する場合、使用者は有給休暇を全て消化するか、その日数に応じた賃金を支払わなければなりません。しかし、実際の運用は会社の就業規則によりますので、その規則を確認することが重要です。

一般的に、退職日までに有給休暇を全て消化できない場合、その分の賃金が支払われることが多いですが、会社によっては消化を求める場合もあります。あなたの場合、退職日までほぼ出勤しないという状況であれば、有給休暇の消化が難しいという判断がされることも理解できます。

このような状況では、まずは会社の人事部門や上司に相談し、就業規則に基づいた対応を確認することが重要です。また、労働基準監督署に相談することも一つの手段です。労働基準監督署は、労働者の権利を保護し、適切な労働条件を確保するための機関です。

退職に関する決定は、自身の権利と義務を十分に理解した上で行うことが大切です。そのためにも、就業規則の確認や、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。