現在働いている会社で度重なる給与遅配にあっており、未払いの給与も数十万ほどある状態で、これ以上債権を増やさないためにも、退職を考えています。現在は繁忙期で、任されている大きな仕事も佳境に入っています。労基の方には「そんな状態ならば2.3日前に言っても辞めていいです」と言われたのですが、なかなか辞める勇気が出ずにいます。遅配以外の仕事のストレスも多く、できれば今から上司に退職を伝えて9月末に辞めたい気持ちでいるのですが、給与遅配があったとしても繁忙期に辞めるのは非常識でしょうか。

退職を考える際には、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。まず、給与の遅配は労働基準法に違反しており、これは会社との信頼関係を大きく損なう問題です。労働基準監督署からのアドバイスもあることから、法的な観点からも退職の選択は正当化される可能性があります。

しかし、繁忙期に退職することは、会社にとって大きな負担となる可能性があります。あなたが重要な役割を担っている場合、その影響はさらに大きくなります。そのため、退職のタイミングを選ぶ際には、会社の状況も考慮することが重要です。

退職を伝える際には、できるだけ早く上司に伝えることが望ましいです。これにより、会社は代替の人材を確保する時間を確保できます。また、退職の理由として給与の遅配を明確に伝えることも重要です。これにより、会社はあなたの退職を理解し、未払いの給与の支払いについても対応する可能性が高まります。

最終的な決定はあなた自身が下す必要がありますが、法的な権利を行使することと、会社との関係を考慮することのバランスを取ることが重要です。退職後の経済的な安定や精神的な負担を軽減するために、未払いの給与の回収方法や新しい仕事の探し方なども事前に検討しておくと良いでしょう。