自家用工作物の年次点検において、分電盤のブレーカーの絶縁抵抗値は計測していますが、制御盤のブレーカーの絶縁抵抗値も測定する必要がありますか？事業所には絶縁監視装置が設置されていません。

自家用工作物の年次点検において、分電盤だけでなく制御盤のブレーカーの絶縁抵抗値も測定することは重要です。絶縁抵抗値の測定は、電気設備の安全性を確保するための基本的な検査項目の一つであり、絶縁性能の低下を早期に発見し、事故を防止するために行われます。特に、制御盤は機械の動作を制御する重要な部分であり、その安全性は全体の運用に大きく影響します。絶縁監視装置が設置されていない場合、手動での絶縁抵抗値測定が特に重要となります。これにより、潜在的なリスクを発見し、適切な対策を講じることが可能となります。したがって、年次点検においては、分電盤だけでなく制御盤のブレーカーの絶縁抵抗値も測定することを推奨します。