残業代を不正請求している社員の内部通報について。就業中、ずっとネット閲覧をしたり長時間離席している社員がおり、定時後も不必要に残り、残業代を発生させています。それだけならまだしも、残業時間を水増し申告していることに最近気づきました。当社はタイムカード式ではなく、退勤時間の自己申告制です。上司はめくら判。さすがに上司に報告すべきと思いましたが、当の上司は管理責任を問われるとなるとうやむやにされそうで、内部通報窓口を使おうか考えています。通報した場合、どのように調査が進められるでしょうか?結局、当該社員の上司に連絡がいき、部内の人間が調査するのでしょうか?私は、ネット履歴や遠隔モニター監視を使ったり、通路や出入り口の監視カメラなどを使って離席・退席時間の証拠は取れるのではないかと思っています。こういう独立型の調査を窓口がしてくれる可能性はあるでしょうか?内部通報について調べると、正直者がバカを見る結果になる可能性も多いようで、どうするのが最善か考えております。
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対策と回答
内部通報は、企業の倫理規範や法令遵守を守るための重要な手段です。あなたのように、残業代の不正請求や勤務態度の問題を見つけた場合、内部通報は適切な行動と言えます。通報窓口が社外弁護士によって運営されている場合、そのプロセスは通常、匿名性と機密性が保証されています。通報後、弁護士は企業内の調査チームと協力して、独立した調査を開始します。この調査は、通報内容の真偽を確認し、必要な証拠を集めるために行われます。具体的には、ネット履歴、監視カメラの映像、勤務記録などが調査対象となります。調査結果に基づき、企業は適切な対応を取ります。これには、不正行為を行った社員への処分や、勤務規則の見直しなどが含まれる可能性があります。内部通報は、正直者が不利になるリスクがあるため、通報者の保護措置も重要です。多くの企業では、通報者の身元を保護し、報復行為を防ぐための措置が講じられています。最善の行動は、まず内部通報の手続きを理解し、必要な証拠を集めた上で、通報窓口に連絡することです。これにより、不正行為を是正し、職場環境の改善に貢献することができます。
よくある質問
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