
会社の年間休日と有給休暇について質問です。私が勤めている会社は年間休日99日で、社員の有給休暇を年の初めに全員5日減らされ、それも合わせて104日となっています。有給休暇が年間休日に勝手に含まれてしまうことを社員全員が納得していないのですが、この場合、特に違法だとか無いのでしょうか?
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対策と回答
日本の労働基準法により、年間休日は最低105日が義務付けられています。あなたの会社の年間休日が99日であることは、この基準を下回っており、違法である可能性があります。また、有給休暇については、労働者が自由に取得できる権利があり、会社が勝手に減らすことは違法です。具体的には、労働基準法第39条により、6ヶ月以上継続勤務し、8割以上出勤した労働者には、最低10日間の有給休暇が与えられることになっています。会社がこの権利を侵害する行為は、労働基準法違反となります。このような状況にある場合、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための行政機関であり、違法行為を是正するための調査や指導を行います。また、労働組合に加入し、団体交渉を行うことも有効な手段です。労働組合は、労働者の権利を擁護し、公正な労働条件を確保するための組織であり、労働者の代表として会社と交渉することができます。これらの手段を通じて、あなたと他の社員の権利を守り、公正な労働環境を確保することができるでしょう。
