自衛官志望の大学生です。もし自衛官になれたとして、退職するまで戦争に出ることはないですよね？

自衛官としての職務について、特に戦争への参加に関する疑問についてお答えします。日本の自衛隊は、憲法第9条に基づき、専守防衛の原則を掲げています。これは、他国からの攻撃に対してのみ防衛行動をとるというもので、積極的な攻撃行動を行わないことを意味します。したがって、自衛官としての任務は、基本的には防衛活動に限定されます。ただし、国際平和協力活動（PKO）など、海外での平和維持活動や災害救助活動に参加することはあります。これらの活動は、戦争とは異なり、平和的な目的を持って行われます。自衛官としての職務内容や任務については、入隊前の訓練や教育で詳しく学ぶことができます。また、自衛隊の役割や任務については、自衛隊法や防衛白書などの資料を参照することで、より詳細に理解することができます。自衛官としてのキャリアを考える際には、これらの情報を十分に理解し、自身の価値観や将来の展望と照らし合わせて決断することが重要です。