舗装業初心者です。改質アスファルトを舗装する時にタイヤローラーにアスファルトがくっ付きますが、くっ付くのが分かっているのならネッパランを出しっぱなしで作業すれば良いんじゃないのかな⁈と思うのですが何か問題があるのでしょうか？

改質アスファルトの舗装作業において、タイヤローラーにアスファルトがくっつく現象は、初心者にとっては一般的な問題です。この問題を解決するために、ネッパランを出しっぱなしにすることを考えるのは自然な発想ですが、実際にはいくつかの問題があります。

まず、ネッパランを出しっぱなしにすると、アスファルトの温度が下がりすぎる可能性があります。アスファルトは一定の温度で作業することが重要で、温度が下がると、舗装の品質が低下し、耐久性が損なわれる可能性があります。

次に、ネッパランを出しっぱなしにすると、アスファルトの均一性が損なわれる可能性があります。アスファルトは均一に広げることが重要で、ネッパランを出しっぱなしにすると、アスファルトの厚さが不均一になり、舗装の品質が低下する可能性があります。

さらに、ネッパランを出しっぱなしにすると、アスファルトの粘度が変化する可能性があります。アスファルトの粘度は、舗装の品質に大きく影響するため、粘度が変化すると、舗装の品質が低下する可能性があります。

最後に、ネッパランを出しっぱなしにすると、作業効率が低下する可能性があります。アスファルトの温度が下がると、作業速度が遅くなり、作業効率が低下する可能性があります。

したがって、ネッパランを出しっぱなしにすることは、舗装の品質や作業効率に悪影響を及ぼす可能性があるため、推奨されません。代わりに、タイヤローラーにアスファルトがくっつく問題を解決するために、アスファルトの温度を適切に管理し、タイヤローラーの表面を適切に清掃することが重要です。