
来年から一年制の医療事務の専門学校に通う予定です。普通科の底辺校に通っていましたが、就職に役立つ資格、例えば簿記の資格は持っていません。医療事務でも事務の一部なので、簿記3級の資格を専門学校に行く前に取得するべきか、それとも専門学校に入ってから取得するべきか迷っています。また、調べたところ、簿記資格を持たない方でも医療事務の正社員として働いている方がいると知りました。専門学校では全経簿記試験がありますが、これは日商簿記とどう違うのでしょうか?全経簿記試験を受ける場合、日商簿記3級を持っていると試験勉強がしやすいのでしょうか?
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対策と回答
医療事務の専門学校に進学する際、簿記資格の取得は就職において大きなアドバンテージとなります。簿記3級を専門学校に入る前に取得するか、それとも入学後に取得するかは、個人の時間管理や学習スタイルに依存します。専門学校に入る前に取得することで、学校での学習に余裕を持たせることができ、また就職活動でも有利になる可能性があります。一方、入学後に取得する場合は、学校のカリキュラムと並行して学習することになりますが、専門学校の環境で学ぶことで理解が深まるメリットもあります。
全経簿記試験と日商簿記試験は、どちらも簿記の資格試験ですが、主催団体と試験内容が異なります。全経簿記試験は全国経理教育協会が主催し、日商簿記試験は日本商工会議所と全国商業高等学校協会が共同で主催しています。全経簿記試験は企業経理の実務を重視し、日商簿記試験は会計の基礎から応用まで幅広く出題されます。日商簿記3級を持っていると、全経簿記試験の勉強がしやすくなる可能性はありますが、それぞれの試験の特性を理解して対策を立てることが重要です。
医療事務の仕事においては、簿記資格が必須ではありませんが、持っていることで業務の幅が広がり、特に経理関連の業務に携わる際に役立ちます。就職活動においても、簿記資格を持つことはプラスの要素となるでしょう。したがって、簿記資格の取得を検討することは、医療事務のキャリアにおいて有意義な選択と言えます。
